私探しをしない自分らしく生きるために〜大阪梅田Angelicaギータのブログ

スピリチュアルスクールAngelica~For Soul~ギータのつぶやき

本当の誕生日〜私が壊れた理由

思い起こせば、子供の頃から壊れていたと思います。

幼稚園前に耳が聞こえなかったり、目も生まれつき悪い。

そんな私のことを祖母は世の中の汚い物を見たくない聞きたくないからだと言っていたそうです。

それは真実かもしれません。

女性に生まれたことを否定され、母ですら子供さえいなければ・・・と常々言う人でしたから。

こんな世界に生きていても仕方ないと思ったのでしょうね。

 

それでもとにかく負けたくなくて幸せで自立することのみ考えていました。

好きなことも見つけて、やっと大学院で抽象画に打ち込みましたが、父病気、余命宣告により、夢は中断。

結局、父は亡くなり、なんと借金発覚。それも他人でなく、親戚からの取り立てや他のあれこれで裁判所になんど通ったか…。

しかも味方であるはずの弁護士すら女は我慢しろ、女は水商売でもすればいいだろうけど、男には未来がある、と。


母方、父方それぞれの遺産相続あれこれも重なり、10年もかかりました。

毎日、眠れず、悲しくもないのに涙は流れ、体調もおかしくなり、毎朝寝たまま死んでたらいいなあと思う日々でした。

今、思い返すとびっくりするくらい10年の記憶がないのです。


長女だし、とにかく誰も信用できないし、と追い詰められていたのですね。確かに誰も助けてはくれませんでした。特に助けてほしい人が…。


で、どうなったか?

ヴィッキーと出会うわけです。

弁護士にまで裏切られ、夢遊病のように本屋で法律の本を探す途中になぜか虹のように輝くヴィッキーの自伝奇跡のオーラソーマを手にしてました。誰も同意してくれないのですが、泣きながら読みました。


こんなにも困難な山谷の人生ながら強く肯定的にしかも戦わずに生きられるってどうしてだろう?彼女がそう生きられたなら、いや、死ぬまではしっかり生きなくてはならないように思えたのです。

実は生まれて初めて生きなくては、と、思えたその日は私の誕生日だったのかもしれません。

たった今、そう思います。

それから私に起きたことは不思議な奇跡のようでした。


それはまた。