オリーブ〜希望と苦味を甘みに変えるということ
オリーブの色彩言語に「希望」、
「苦味を甘みに変える」というものがあります。
苦味を甘みに変えるってどういうことでしょう?
人生の苦い経験や思いを変えるということなのですが、これは最初にあげた「希望」に関連しているのではないでしょうか?
デジタル大辞泉では、「希望」の意味は、
1 あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。「みんなの希望 を入れる」「入社を希望 する」
2 将来に対する期待。また、明るい見通し。「希望 に燃える」「希望 を見失う」
2 将来に対する期待。また、明るい見通し。「
とあります。
言葉の意味から、「希望」とは、周りをとりまく環境の状態ではなく、心の状態がもたらすものと言えます。
オリーブグリーンは、イエローとグリーンを混ぜた色。
イエローの「私」とグリーンの「ハート」が一緒になって、私のハートが自分の希望を見いだすことを示しています。
オリーブの色を作っているイエローは、プライマリーカラー、純色でそれ以上に混ざりはないですが、グリーンは、プライマリーカラーのイエローとプライマリーカラーのブルーを混ぜてできます。
ブルーの「平和」が奥にあるのです。
「苦味」とは、人生の中の思う通りにいかない困難なことや思い。
これは,地上における物質的幸福などへの期待ではなく、終末的意義をもつ永遠の希望こそ、希望であるということなのです。
「苦味を甘みに変える」「希望」が、人生を思い通りに変えること、自我の欲求を満たすことだけをさしていないことがわかりますね。
汝の意志をこの人生を生きることで地上にもたらすこと。自我と汝の意志をハートから生きる。
ジャッジを手放たときに私たちは過去の苦味から解放されることができるのかもしれません。
イエローには、「喜び」というメッセージもあります。人生に希望を見いだすのは、深刻さではなく、小さな喜びが助けとなるかもしれませんね。