12/13伊泉龍一先生スピリチャリズム講座ご案内
昨年から始まったスピリチャリズムについてのスピリチュアルとわたし達が呼んでいる現象はどんなもので、どのように始まり、変遷してきたのか、歴史、思想、当時の新聞や手紙も含めて詳しく聞いてきました。
連続ですが、気になる回だけ聞いても楽しめます。普段は聞けない話ばかり。
ついに心理学が学問分野になったり、謎の現象を研究する組織ができたりと盛り上がってきたところです。次回の内容は下記の通りです。
単発でも是非どうぞ。
*講師:伊泉龍一先生
*日程:12/13(木) 19:00~21:00(18:50開場)
*大阪駅前第3ビル17階会議室
会場アクセス←こちら
*受講料6,000円(配布資料コピー代実費別途要)当日、講座前に受付
*申込&問合せ先
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伊泉先生講座申込みメールフォーム←こちらをクリック 数野ギータまで
🥂講座終了後に懇親会を予定しています。
★次回内容★
【サイキカル・リサーチ協会VS神智学協会】――「霊仮説」から「テレパシー仮説」へ
1882年、イギリスでは「サイキカル・リサーチ協会」という名前の研究団体が設立されました。同団体は、1870年代のスピリチュアリズムの流行を背景としながら、さまざまな「超常現象」の調査・研究を目的として設立されました。初代会長となったヘンリー・シジウィックの舵取りの下、同団体の研究は冷静で中立的な立場を維持しながら、広範囲の「超常現象」についての調査結果を精力的に発表していくことになります。しかしながら、設立後間もない時期から、団体内のスピリチュアリストとノンスピリチュアリストの会員の間で、方向性の違いがすぐに明らかになっていきます。その中でも、当時の有名ミディアム、ウィリアム・エグリントンの「スレート・ライティング」の真偽を巡る論争後、高名なミディアムであるステイントン・モーゼスを始めとする多くのスピリチュアリストが同団体から離脱していくことになります。
また同時期、オカルティズム・ムーヴメントを先導する秘教的結社として次第に勢力を伸ばしつつあった「神智学協会」も、サイキカル・リサーチ協会の調査対象となります。その中でも、サイキカル・リサーチ協会きってのデバンカーとして知られることになるリチャード・ホジソンが、神智学協会の中心人物であるブラバツキー夫人の「超自然的な力」に疑いを投げかけることになります。
今回はこうした話題を取り上げながら、1880年代半ばに向って、その方向性を明確化していくサイキカル・リサーチ協会の動向を追っていきたいと思います。
★次回以降日程
1月17日
2月7日
以降、調整中
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